2017年6月16日
特許取得 ソーラーパネル用架台、ソーラーパネル用架台駆動装置及びプログラム
当社で開発したソーラーパネル用架台、ソーラーパネル用架台駆動装置及びプログラムの特許を取得しました。
「太陽追いかけ発電」という固定の架台より1.5倍の追尾型太陽光発電装置です。
コンピューター制御でパネル裏のシリンダーを駆動させ常に太陽の方角を向くように、どこまでも太陽を追いかけます。
開発から5年間データを測定し、
一般的な「固定型」の1.5倍近い発電量があることも実証。
装置は太陽の1年間の動きをプログラミングしたコンピューターで制御され、 午前5時に東に向いて日の出を待ち、日没までパネル面を太陽に垂直に向け続けます。 鉄骨の架台は電動式シリンダー2本で上下左右に動き、 風速10メートル以上の風を感知すると自動的に水平になって風を避ける。
開発で最も力を注いだのが、この駆動システムを最小のエネルギーで動かす「効率化」の実現。 追尾型の製品は他にもあるが、装置はパネルの重さを東西南北でバランスを取る「シーソー方式」を導入。 「100ワットの電球を5分点灯する程度」の消費電力で一日中動かすことに成功しています。
追尾型の弱点と思われた安全性も、近年の台風で問題ないことを実証。
狭い土地でも設置でき、除雪が不要(冬季は面の角度があるため雪が積もらない)などのメリットもあります。